ドイツ装 ダイアリーノート2022を作成しました!

大洋印刷では昨年度より、オリジナル商品の開発を始めました。

来年に向け、2022年度版の手帳が完成しましたので
その詳細と開発経緯について、担当役員を交えてご紹介いたします。

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<画僧:活版印刷機「ハイデルベルグ」の前で>

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ダイアリー担当チームの河合役員、有吉役員に詳細をお伺いしました。

——大洋印刷は昨年90周年を迎え、ダイアリーをリニューアルしました。今回の2022年度版も昨年の2021年度版に倣った装丁ですね。

ドイツ装+活版のデザインにこだわり、今年は2色での発売になりました。
スピン(しおり紐)も2本追加し、他にもマイナーアップデートを重ねてさらに使いやすいダイアリーができました。


——ダイアリーのこだわりについて教えてください。

大きく分けて2点あります。

まず、社内クリエイティブチームで担当したデザイン・造本設計について。

「ドイツ装」という、表紙と裏表紙に厚紙を貼り付ける手法の製本を採用しています。厚みが出ますので、全体がしっかりして鞄の中でも折れ曲がりにくいです。

グレーのボール紙を使っているので少し無骨な印象もありますが、それもまた弊社らしさがあるかなと。ゴムバンドがついておりますので、表紙が開かず持ち運びにも便利です。

ドイツ装のもうひとつの特徴は、背の部分には厚紙が貼られず、露出することです。
露出した背の部分にはクロスを貼って、見返し・スピン(しおり紐)と色を合わせています。閉じて立てているとき、また開いたときにぱっと明るい色が見え、気分が上がります。


——昨年は1色展開でしたが、今年は2色展開になっています。色について教えてください。

今年はサーモンピンクの「乾鮭色(からさけいろ)」と水色の「浅葱色(あさぎいろ)」を用意しました。
「乾鮭色(からさけいろ)」「浅葱色(あさぎいろ)」はどちらも日本の伝統色で、昔から愛されてきた色です。
新しさを取り入れながらも、変わらない良さを伝えていきたいという思いを込めています。

また、昨年は若草色で作成しましたので、それと調和のとれる明るい色を選びました。
元々、本棚に並べたときに綺麗に、かつわかりやすく見えるよう、年ごとに違うカラーバリエーションで作っていくことを想定していました。

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——紙モノは手元にあるものですし、本棚に並べた時を考えると楽しくなりますね。

このダイアリーはお取引先様へ、お年賀のご挨拶としても持参させていただいています。
毎年違う色で、今年を感じていただけますと嬉しいですね。

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表紙と裏表紙の印刷は活版です。社内の活版機で印刷しています。
刷り色は紙の風合いを生かすため、メジウム(透明インキ)に少しスミを混ぜたものにしてシンプルに仕上げています。印圧をかけて少しへこませた、活版ならではの風合いが楽しめます。

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<画僧 左:表紙、右:表紙の活版印刷用の亜鉛版>

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<画像 左:裏表紙、右:裏表紙の活版印刷用の亜鉛板>

表紙のデザインについてもお話させてください。
2021年はZOZI、2022年はZOZZとアルファベットを連想させる数字表現です。
活版印刷は元々、活字を拾い、版面を作って印刷していました。その歴史に敬意を示し、かつ現代的でスタイリッシュなデザインを目指しました。


——2つめのこだわりについて教えてください。

詳細仕様です。
本文用紙にははニューシフォンクリーム4/6 60kgを使用しています。これは昨年から継続した仕様ですが、実際に書き比べて決めました。薄い黄色の紙で目にやさしく、5mmのグリッド線を入れているためちょっとした図を描くのにも便利です。

表面感は書くとなめらかですが、手でなでると少しざらっとしていて風合いがあります。紙の厚みは裏うつりが少ないぎりぎりの斤量を選びました。
また、今年からスピン(しおり紐)を2本新たに追加しています。

冊子では通常、背以外の3方向を化粧断ちして仕上げる「三方断裁」という形をとりますが、スピンを付けることで仕上げの三方断裁ができなくなり、スピンがつく部分以外の二方を断裁する形になっています。製本の精度が求められ、作業としては手間がかかる仕様です。
しかし、表紙に厚紙を使っている関係でどうしても表紙のしなりが弱めになりますので、ページへのアクセス性を高めるために新しく追加しました。
カレンダーとメモページ用にそれぞれ使えるよう、2本。より使いやすさを意識しました。

ドイツ装での手帳は比較的珍しいようですし、製本の面白さと特徴も感じてもらえますと幸いです。ドイツ装の中身、本文の綴じは糸かがりですので、開きも良いです。

この他にも、社員全員で使った感想をまとめ、細かなアップデートをしています。

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——大洋印刷はもともと受注産業がメインの会社ですが、今年はB to Cの商品販売も目標としています。

大洋印刷は「お客様のパートナー」となり、「お客様の求めるもの」を作ることを91年間続けてきました。
B to Cの商品販売は新しい挑戦にはなりますが、内容としては変わらない。
「お客様の求めるもの」を追求していきたいと考えています。

また、印刷会社は本来裏方に回ることが多いですが、自社商品の開発においてそれは違う。
印刷、紙ものの良さ、手元にあるものの良さについて追求していきたいですし、その良さを主体的に伝えていきたいと考えています。

弊社にはWebや動画の作成部署もありますし、昨年は大判UVインクジェット機を新型に変更したことで仕事の幅も広がりました。従来の印刷のみにこだわりすぎず、新しい視点を持ってこれらを連動していきたいと考えています。

まだまだ未熟な部分も多くありますが、商品開発についても、ぜひみなさんの生活のパートナーとなれるよう、印刷会社としてできることを考えていきたいです。

印刷会社が考えたダイアリーノート。興味を持って頂けましたら、ぜひご購入くださいませ。

——ありがとうございました!

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<商品名>:大洋印刷オリジナルダイアリー2022 ドイツ装 方眼 A5サイズ

●仕様詳細
種類:2色「乾鮭色(からさけいろ)」/「浅葱色(あさぎいろ)」
表紙:NSボール / 活版印刷1c(メジウム+スミ)
背:オリエンタルシルク12 / オリエンタルシルク63
見返し:NTラシャ べに鮭 / NTラシャ あさぎ
本文:ニューシフォンクリーム 4/6 60kg
   オフセット印刷
   カレンダーページ2/2c(マゼンタ、DIC553)
   ノートページ1/1c(DIC549)
製本:ドイツ装(糸かがり綴じ)192p、スピン2本付き
サイズ:A5

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カレンダー:2021年12月〜2022年12月 年間・月間(グリッド、見開き1ヶ月、日曜始まり)
ノート:5mm方眼、ノンブル付き、インデックスページあり

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