大洋印刷 プリンティングディレクター
2018 august

印刷もネットで簡単にできる時代。だからといって肩を落としてるわけじゃありません。と言うのも、紙や印刷でできる表現ってまだまだあるんです。ホントに。未知数なほど。先月発売された『デザインのひきだし』には、各社の多種多様な表現が掲載されています。特集「これなら使える!オフセット印刷で特殊印刷100連発」では弊社の“TAIYOベストワン(インキ)”と“マルチスクリーン(製版)”2つの印刷技術について取り上げていただきました。
※PD=プリンティングディレクター


― はじめまして。営業部の小川です。
今回ブログでは“TAIYOベストワン(インキ)”と“マルチスクリーン(製版)”が生まれたきっかけや印刷物について、大洋の印刷名人3人(PD)とインタビュー形式でお届けしていきたいと思います。
 

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大洋印刷のPD

― PDとはどんな役割を担っているのですか?


弊社が提供する印刷物の品質保証や不良品廃絶の為の関わりを持つこと。そして、お客様の要望やイメージを印刷で具現化することだと思います。さらには受注した案件が円滑に進むよう各制作部署の状況をプラン立てることも必要になってきます。


一番は大洋印刷というブランドの価値向上を担っていると思います。その為にはお客様の求めている以上の製品を常に提供することが役割だと思います。


お客様やアートディレクターが印刷で表現したいものを受け止めて、紙やインクの提案、印刷の刷り色の確認、高品質な印刷物を制作・ディレクションすることが役割だと思います。

 

知識と感性が試される

― PDとして求められることは?
普段から気をつけてることなど聞かせてください。


今までの多岐にわたる知識と経験、アイデア、気付き、常識に囚われない発案などあるかと思いますが、まずは『基本に忠実であること』は意識しています。


幅広い知識やスキルはお客様に信頼されるために必須です。打合せ(校正)時に質問されたことに対し、打開策・アイデアを即答できるよう常に『技術向上』と『情報(知識)の収集』をするようにしています。


プリンティングディレクターは、印刷に精通していなければならないと思います。紙、インク、製版、刷版、印刷と幅広い知識が要求されます。さらに、それらの知識だけでは消化できない部分、『感性』がとても大事だと考えます。『感性』は勉強してもなかなか身につくものではないので、とにかく経験を増やしあらゆる状況にも対応出来るようにしています。

― 情報収集はどの分野においても大切なこと。今のように広告メディアも増え、常に変化し続ける時代なら尚更ですね。アイデアはそいうところからしか生まれないと自分も思います。そして、本当にいいアイデアかを判断するために「感性」は必要とされるのですね。

 

いいものづくりには熱量が大事

― "いい印刷"と"ダメな印刷"の違いは?


“いい印刷”は、お客様が納得・満足してくれた印刷物。
“ダメな印刷”は、お客様からクレームのついた印刷物。

― なるほど。意見が揃いましたね(笑) PDはお客様と直接会う機会も多い。そのため、お客様が満足する顔を見ることができるのはやりがいに繋がりますね。率直な意見や感想が聞けるというのも貴重な財産にもなりますし。ただ、いいことばかりじゃないのがPDの仕事。怒られるときも営業といっしょに頭を下げに行くと聞いています...


アートディレクターやデザイナーさんは、提案、撮影、そしてデザイン、レイアウトと試行錯誤し入稿に至っています。それで印刷が良くなかったら、今までやってきたことを台無しにしてしまいます。同じまでとは言わないですが、こちらも"熱量"を持って取り組む事により、お客さんが求めていたものが再現されれば、それが本当の"いい印刷"ではないでしょうか。

― その通りですね。アートディレクターやデザイナーの方々は、広告をつくるためにあらゆるプロセスを経てきています。印刷はその最終工程になることが多いため、PDとしてその想いに応えることがお客様が求めるいい印刷物を生むことに繋がるのですね。

 

記憶にのこる印刷

― これまで記憶に残っている印刷物を教えてください?


失敗例は数えきれないほどありますが、設備的に整っていなかった頃(平台校正機が4色機でなかった頃等)はOKになった校正刷りに本機刷りがまったく合わないことがありました。最近でも全て解消した訳ではないのですが、それでも時代の流れの中で設備が更新し、製版と印刷の係わりも見直され、校正刷りのあり方(本機校正等含め)も変化し、生産自体の考え方が良い方向に向かっているのではないかと思います。今までで一番印象に残っているのはある時計メーカーの広告ポスターですね。銀紙に印刷したのですがいろんな工夫がしてあってお客様に大変喜ばれた記憶があります。いまだに忘れられません。


モノクロ色調4C製版の仕事をいただき、できる限り濃くしたいと相談されました。「1C増やして補色でグレーでも入れないと濃く見えないかなぁ。」と、デザイナーはコストを気にしていました。そこでスミ×スミ×ニスの3Cでの印刷を提案し版の作成方法を検討。試刷りを入れデザイナーに見せたところ、その場でOKをいただき本生産まで行けました。コストも抑えられ、早急な対応に感謝までしていただけたことが今でも記憶に新しいです。


成功体験とは少し違いますが、アートディレクターの方から画像の修正指示が入り、求めていたものに上手くはまった時の過程が楽しくやってきて良かったと思います。

 

きっかけは、リクエストから

― "TAIYOベストワン(インキ)、マルチスクリーン(製版)"この2つが生まれたきっかけは?


"TAIYOベストワン(インキ)"は高発色を意識して使用するインキなので、印刷再現が比較的良いとされる用紙がより良いのですが手触りや風合いを大事にしたいと言うリクエストも多くあります。あるお客様のパンフレットを大洋ベストワンで印刷した際、パステル調の画材で描かれたイラストを多く使用しており用紙も上質系のものでしたが、通常のインキでは再現出来ないほどの綺麗なパンフレットに仕上げることができました。今後もいろんな可能性にチャレンジしていきたいと思います。

"マルチスクリーン(製版)"は2011年頃にお客様の受注条件として設備しました。それから現在に至るまで継続してお仕事をいただいております。他社様にもある技術ですが、継続して使用することでマルチスクリーンと言えば大洋印刷が得意ですよと言われたいですね。

 

大洋印刷のアピールポイントは?


仕事の大小限らずクオリティを大切にするところです。知識とスキル満載な人が多数在籍している為、いろいろな打開策やアイデアが出てきます。その中から最良の方法を選択することで、最高の製品(印刷物)にすることができるのだと思います。


大洋のアピールは何と言っても技術です。あらゆる分野において経験豊富なエキスパートがいる為、初校から精度の高いものができるのです。

 

― 最後にお客様に向けてメッセージをお願いします。


最近ではデジタルしか知らない世代のデザイナーさんやアートディレクターさんが増えてきていると思いますが、アナログ的な技術、知識(アミ点とか角度、モアレとか)を知るとまた違った視点での発想が生まれ、デザインの幅が広がるかも知れないので是非弊社に遊びにきていただきたいです。インキの練りを見るだけでも結構面白いと思いますよ。


相談するだけでも相談してください・・・と言いたい所ですが、一緒に作品を作るお手伝いをさせてください!!


いいデザインをする為には、印刷の知識がないといけないと思います。大洋印刷に来て、印刷の奥深さを知っていただきデザインの可能性を広げて欲しいです!

PDという仕事は職人である一方、時代の変化にも順応していなければならない。師匠から弟子へ、あるいは上司から部下へ培われてきた技術が受け継がれるだけでなく、そこに新たな感性が取り入れられることで、大洋印刷らしいまた新たなPDが生まれていくのではないでしょうか。

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― 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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2018 April

Japan Color認証制度は、ISO国際標準に準拠し、日本のオフセット枚葉印刷における印刷色の標準に基づいて認証を行うものです。
これまで、ジャパンカラーに準拠する形でやってまいりましたが、お客様からの要望に応えるべく認証を取得いたしました。

今回は、Japan Color認証の中で標準印刷認証を取得いたしました。
印刷機械のメンテナンスと数値管理等によって安定した品質の印刷物を作成できる工程管理能力についての認証です。

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これまでのノウハウを、より引き出すために。

ジャパンカラー認証は、基礎となるコート紙の色相と安定性の基準を満たした認証制度で、その他の用紙及び色相に関しては、印刷会社独自のノウハウが必要になってきます。
基礎があっての応用力が今後、印刷会社の差別化につながると思っています。日々精進し、更なる顧客満足度の向上と品質の安定に努めていきたいと思っております。

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2018年 新年のご挨拶
2018 january

あけましておめでとうございます。
大洋印刷は1/5(金)より営業開始いたします。
みなさまにとって良い一年でありますよう、お祈り申し上げます。


年賀状デザイン
プロモーション部 デザイナー 佐藤夏子

 

2018年の干支「戌」と「HAPPY NEW YEAR」の語感を組み合わせて「ハッピいぬーイヤー」と読めるようにデザインしました。「Y」と「N」を犬がいたずらして持ち出したイラストと蛍光のPANTONEで表現した和柄のモチーフで、明るく元気な新年の幕開けをイメージしています。
また、手に取った時に風合いを感じられる用紙を使って、印刷物としてのおもしろさや品質もプラスしました。

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「野生展」井上嗣也様の作品制作のお手伝いをさせていただきました。
2017 December

現在開催中の「野生展:飼いならされない感覚と思考」(〜2018年2月4日まで開催)に出展されている井上嗣也様、西村裕介様の作品制作のお手伝いをさせていただきました。


西村裕介「ボゼ」(デザイン:井上嗣也)

 


展覧会ポスター(デザイン:井上嗣也)

「野生展:飼いならされない感覚と思考」開催概要



会期:2017年10月20日(金)- 2018年2月4日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2
休館日:火曜日、年末年始(12月26日 - 1月3日)
開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)



主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
特別協賛:三井不動産株式会社
協力:公益財団法人 南方熊楠記念館、南方熊楠顕彰館、明治大学 野生の科学研究所



展覧会ディレクター:中沢新一
企画協力:野沢なつみ(明治大学 野生の科学研究所)、山田泰巨
制作協力:川上典李子
展覧会グラフィック:井上嗣也
会場構成協力:teco(金野千恵、アリソン理恵)



参加作家:青木美歌、井上嗣也、aircord、大森克己、エルンスト・ガンペール、ステファニー・クエール、黒田征太郎、しりあがり寿、鈴木康広、田島征三、立花文穂、遠山孝之、西村裕介、渡邊拓也




「野生展:飼いならされない感覚と思考」の詳細は、公式サイトをご参照ください。

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大洋印刷 S&D事業部
2017 december

大洋印刷のエコソルベントインクジェットは、9色+ホワイトインク、メタリックシルバーを搭載した高画質モデルのプリンターです。
専用のロール素材を使用し、ロール巻取り方式を採用しています。
紙にもプリントできる為、駅貼り等の大型ポスター出力にも適しています。

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高画質&高速プリントを実現

高密度ヘッドの採用により、高い出力解像度を実現。粒子感や細部の表現、文字品質など高画質な出力を可能にしました。
写真プリントに有効なグレーインク、特色対応に有効なオレンジインクを搭載し、更なる高画質プリントを追及しています。

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使用用途

サイン&ディスプレイ全般、屋内サイン、屋外サイン、電飾サイン、ウィンドウディスプレイ、ステッカー、ラベル、大型バナー、垂幕、タペストリー、カーラッピングなど…
無人出力でロール1本分まで出力可能なため、高画質なプリントを低価格で可能にしました。

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S&D部 小林

弊社は、エコソルベントインクジェットとUVインクジェットを保有しています。
エコソルベントインクジェットは高精細・高画質・色の再現性を生かし、今まで代替が困難だったデジタル銀塩プリントと同等の高画質を実現し、化粧品やジュエリーなど内照パネルの製作も可能です。
また、UVインクジェットはインクの濃度感やグロス感、インクの厚盛り等それぞれの特性を生かし、これからもお客様の要望にお応えできる製品をつくり続けていきたいと考えています。

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会社案内をリニューアルしました。
2017 july

テーマは「人」。
今年2月にリニューアルしたWEBサイトと同じテーマで、会社案内をリニューアルしました。
"紙にしか伝えられないこと"を、さまざまな加工や印刷技術を用いて大洋印刷らしく表現しています。

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人物のシルエットはWEBサイトでも登場してくる社員たちを精密に型抜き(腐食版)。
タトウの表面は空押しして盛り上げ、会社のロゴ部分には黒の箔押しを施しています。
本文は、黒い紙(OK ACカード まくろ)にUV印刷機でホワイトを4回印刷し、その上から4色(CMYK)を印刷しています。

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営業、印刷、プロモーション各部門のスペシャリストが三位一体となり、これからも"大洋だからできること"をより多くの人へお届けできるよう、お客様とひたむきに接し、陰ながらサポートしていきます。
そして、お客様と大洋印刷をつなぐ鍵となる、大洋のスタッフが躍動している姿を是非一度WEBサイトの方でも見てください。


大洋印刷コーポレートサイト「#大洋印刷は私だ」はこちらから

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「#大洋印刷は私だ」日本BtoB広告賞で銅賞を受賞!
2017 june

大洋印刷のコーポレートサイト「#大洋印刷は私だ」が、
第38回 2017日本BtoB広告賞 ウェブサイト〈一般サイト〉の部で
銅賞を受賞しました。

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審査委員であるコミュニケーションデザインリンク 橘 貴之様から
「企業にとって基本でもある“企業は人なり”を体現したコーポレートサイト。
コーポレートサイトでは珍しいハッシュタグによるコンテンツのソート機能などもコーポレートコミュニケーションの新しい試みを感じさせる。
人を通じて、企業文化や企業ポリシーをも実感でき、事業PRのみならず、採用面でも同社の企業文化や人物像も想起させ、効果的な企業イメージの形成につながる。」との評価をいただきました。

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大洋印刷は社員一人ひとりの個性が際立つ会社。社員ひとりのパーソナルなところまで愛されているのが大洋印刷の最大の強み。
会社はその集合体である。タグを用意して個性の背景となる属性や嗜好を可視化しました。

この企画を考える時に、社員一人ひとりの個性、そして躍動感を出すにはどうしたらいいだろう。
何度も何度も考えた結果たどりついたのが、“トランポリン”。

トランポリンを使うことで、社員一人ひとりを自然な表情のまま撮影することができました。
撮影は6日間にわたり行われましたが、多くの社員が自分の趣味や小道具などを持ちよってくれて、普段顔を合わせることの少ない社員同士のコミュニーケーションの場にもなり、大洋印刷の1つのイベントとして大いに盛り上がることができました。

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大洋印刷コーポレートサイト「#大洋印刷は私だ」はこちらから

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「NISHIKIGOI」がDFA賞とiF賞をW受賞!
2016 April

BULLET Inc. 小玉 文さんデザインの今代司酒造「錦鯉」が
DFA賞(アジアデザイン賞)とiFデザイン賞をW受賞いたしました。
大洋印刷はパッケージの制作で携わっています。

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NISHIKIGOI 今代司酒造株式会社

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新潟にある酒造 今代司酒造の「錦鯉」。
新潟の特産である錦鯉を瓶の形全体で表現し、印象的なパッケージデザインとした。
箱外側の紙には手触りがよく耐汚性のある「気包紙C」を採用し、内側には真っ赤な段ボール紙を使用。
箱に入ったままの状態でも、取り出した状態でも、美しく見える商品。

デザイン:BULLET Inc. 小玉 文さん
印刷・加工:大洋印刷
 



パッケージの仕様
外側:気包紙C 内側:EFクラウン石華(赤/白段ボール)、加工:箔押し(艶金)、型抜き、窓貼り(PET)


 

DFA賞(アジアデザイン賞) 20160315_dfa_2.jpg
アジアの生活様式を反映し影響を与える優れたデザインを通して、ビジネス的成功を勝 ち得た企業とデザイナーを評価する賞です。 DFA賞



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”デザイン界におけるオスカー賞”を自称し、世界的に最も権威のあるデザイン賞の一つです。 iFデザイン賞

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グラフィック社『デザインのひきだし27』
大洋印刷 河合剛ほか

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2016年2月に発売された『デザインのひきだし27』


「印刷なんてどこも変わらないから、価格の安い会社に頼もう。ネットでいいんじゃない —?」いやいや、この本を読んだ後でも同じことが言えるでしょうか。グラフィック社から出版されている「デザインのひきだし」の新号がいよいよ発売。特集は『現代印刷美術大全』。自社で一番得意な印刷加工の刷り本を集めて、110種類にのぼる印刷サンプルを綴じ込んだもの。つまり、いまの印刷技術の結晶のような冊子なのです。この冊子に大洋印刷も参加させていただきました。

すごいんです、デザインのひきだし27。ページをめくる度に初めて見る加工や、考えもつかないような印刷のテクニックが溢れでてくる。この本には大洋印刷も、負けじと刷り本の提供をしています。50、51ページです。たくさんの手段から選び出したテーマは「印刷することでしか見えない世界」。データ上では姿を現すことのない図柄や文字を、印刷ならではの表現で浮かび上がらせている。どうして、この表現に行きあたったのか。プロジェクトリーダーである河合をはじめ、制作に携わったメンバーに話を聞いていきます。

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取材先:居酒屋『月島 鶴ちゃん』岩崎誠さん、岩崎実さん
大洋印刷 営業部 小林孝、プリプレス部 デザイン課 岩滝英夫

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自ら企画・デザインしたTシャツを着る岩滝(左)と小林(右)


「これが僕が憧れた月島の夜景だったんですよ。この風景を見てこの街に引っ越すことを決めたんです。」大洋印刷の小林は熱く自分の想いを語っている。そこにオーナーの岩崎誠さんが返す。「僕が幼少の頃は佃大橋も中央大橋もなかったんだ。この勝鬨橋だけだったんだよ。」月島で生まれ育った人間と、月島の魅力に導かれて新しく居を構えた人間とが、Tシャツの図柄について話し合っている。地元を盛り上げるためのTシャツづくり。今回はその打合せをしている居酒屋『月島 鶴ちゃん』にお邪魔させていただいた。

西仲通り商店街、通称『もんじゃストリート』を進んでいく。昭和のレトロな看板建築を残した店舗が軒を連ね、基盤の目状に交差する細長く古い長屋が路地裏を構成している。住戸には必ずといっていいほど植木鉢が置かれ、毎朝水をやる穏やかな光景を想像することができる。そんなしっとりとした空気の中を5分ほど歩くと、参番街にある『月島 鶴ちゃん』にたどり着いた。オーナーは岩崎誠さん(以下、鶴ちゃん)、店長は鶴ちゃんの実弟である実さん(以下、店長)。店舗はいわゆる「月島らしい」雰囲気からは遠く、独特の佇まいを見せている。

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